ウルトラたマン通信 第30号 (2004年6月1日発行)沖縄の線香「平御香」糸満市は旧暦を用いた習慣や風習があり独特の文化を持っています。それに必需品といっても過言ではないひとつに、「平御香(ひらうこう)」があります。でもその平御香がどのように造られ、どのように使い扱われているのか、糸満市波平にお住まいの山城さんにきいてみました。
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| 【六本御香】 | 一片。あまり使いません。 |
| 【十二本】 | 十二支にあて、干支の神様を示します。旧暦一日、十五日の健康祈願など。 |
| 【三本御香】 | 一片の半分。チジウコーと言い、天・地・己を示し、自分一人の願い事のときにつかうようです。 |
| 【二十四本】 | 四片。天の十二支と地の十二支の神々を示す。神人(かみんちゅ)が使用。普通の人は使いません。 |
通常は三本とか十二本+三本で拝んでいるようです。専門的?になると一本一本に意味があり使い分けているようです、人それぞれですが、ご紹介しておきましょう。
| 【七本御香】 | 一片と六分の一。七役場、七宮、七龍宮など七のつく神への御願。 |
| 【九本御香】 | 三本御香三つ。御恐れ御願など。 |
| 【十五本】 | 二片と二分の一。十二本は十二支、三本は天神、地神、龍宮といわれる。御通し御願など。 |
| 【十七本】 | 二片と二分の一片と三分の一片。恐れ御願、解き御願、下げ御願などです。 |
![]() 糸満市で最も大きな門中である幸地腹門中の行事を一年間にわたって記録・編集しました。門中の伝統・文化を子や孫の代に伝えるためにも、一家に一本いかがですか? |
ひととおり述べてみましたが、なかなか面白いですね。拝みによって、不足しても過剰になってもいけないようで、また貸し借りも出来ません。時には火をつけたり、火をつけずに横に寝かして祈るのも、沖縄独特の文化でしょうか。
何か御願があるときなどには、欠かせないヒラウコー。スーパーだけではなく、コンビニにも普通に売られています。観光客は、この沖縄の線香をお土産として買っていくそうですよ。
沖縄独特の線香は、黒いので『クルウコー』平たいので『ヒラウコー』ともいいます。
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